最も関わりのある場所 – 光の庭 –

田原 唯之|TAHARA Tadayuki

2014 2015 2016

日本庭園が人の手によって自然を扱うことで一つの新たな境界(中間)的な空間として構築されるように、農作業という営みもまた、人と自然との間で繰り広げられる境界(中間)的な行為である。 風が抜け、光が差し込むこの納屋は、そこに眠っていた農機具と共に、人と自然の営みの境界の上を漂っている。 錆を落とし磨き直した農具を、納屋の中に連ならせ、隙間から零れてくる光線と混在させる。 常に危ういバランスで成り立つ人と自然の営みの関係を、この境界の上で静かに溶解させ、混濁の庭へと変容させていく。

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