イチョウの話

田中 彰|TANAKA Sho

2016

イチョウは中生代から新生代にかけて中国から世界に広がった古い品種である。
小砂で育ったイチョウの木の小口部分には90種類の絵が彫られている。
それら凹版になっていて、紙粘土で絵をレリーフ状に写し取ることができ、たくさんの生き物が生まれていく。
そして最後はまた1本の木に還っていく。
その循環はどこまでもどこまでも続く。

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